Lesson024 目的語説明型 動詞-ing形を使った知覚構文
レッスンのポイント
「知覚構文」では「動詞-ing形(現在分詞)」を説明語句として使った形もポピュラーです。その瞬間を写真のように切り取る形です。
Monica: Hey, Rick. What’s up? You look worried.
Rick: Well, the boss is getting really angry.
Monica: Why?
Rick: He has an important meeting this morning, and Mary hasn’t given him the documents he needs yet. Where on earth is she?
Monica: Oh, I saw her heading for the coffee machine just a few moments ago.
Rick: OK, I’d better go get her right away.
Monica: Yeah. And relax, OK?
モニカ: ねぇリック。 どうしたの? 心配事があるようだけど。
リック: うん、ボスがすごく怒っているんだよ。0
モニカ:どうして?
リック: ボスは今朝重要なミーティングがあるんだけど、メアリーがまだ彼に必要な書類を渡していないんだ。 一体彼女はどこにいるんだろう?
モニカ: まぁ、つい今しがたコーヒーマシンに向かっているところを見たわよ。
リック: 分かった。 すぐにメアリーを捕まえたほうがいいな。
モニカ: ええ。 落ち着いて。
What’s up? どうしたの?
worried 心配して
get angry 怒る
document 書類
where on earth 一体どこに (on earth 、一体全体 wh疑問文の強調)
head for 〜へ向かう、
had(‘d) better 〜したほうがいい、 shouldより強い。 緊迫した
right away すぐに
I saw her heading for the coffee machine just a few moments ago.
つい今しがたコーヒーマシンに向かっているところを見たわよ。
「動詞 -ing 形(現在分詞)」を用いた「目的語説明型」です。
「her=heading for …(を見た)」となりますが、この文の質感に注意しましょう。
動詞 -ing 形は「~しているところ」と、いま行われていることを生き生きと描写する形であるため、この文は「彼女が向かっているところを」となって写真で切り取ったような質感となるのです。
前日のレッスンで扱った動詞原形を使った文と比べてみると・・
I saw her head for the coffee machine ….
この場合、その瞬間を切り取ったような質感はありません。単に「向かうのを見た」となります。
①確かに赤ちゃんが泣いているのを聞いたよ。 見てくるよ。
I’m sure I heard the baby crying. I’ll go and check.
I’m sure は確信している。「baby=crying」を聞いたということ。
②何かが私の脚を登ってくるのを感じた。 大きな毛むくじゃらなクモだった。
I felt something crawling up my leg. It was a big hairy spider. Aagh!
feel は「感じる」。「何かが登ってきている」、それを感じるのです。 crawling はクモや赤ちゃんのハイハイのように、四つん這いで動く様子。水泳のクロールも4本の手足で泳ぎますね。
ここからは放送になかったけど・・
子どもが川で溺れているところを見たので、飛び込んでその女の子を助けました。
I saw a child drowning in the river, so I jumped in and saved her.
drown は「溺れる」「a child = drowning」、その瞬間を、ということ。
日本語の意味に合うように( )に適切な語句を。
私はお気に入りのバンドが、ニューアルバムについて話しているのに耳を傾けた。
I ( ) to my favorite band ( ) about their new album.
解答
I listened to my favorite band talking about their new album.