ラジオ英会話 Lesson 236 英語固有のリズム:指定ルール②

ラジオ英会話2018
B,

Lesson 236 英語固有のリズム:指定ルール②

レッスンのポイント

助動詞や否定も「指定ルール」に従っています。「指定の修飾語は前に置く」ですよ。

Today’s dialog

チャールズがノーラの読んでいる本について質問します。

Charles: Norah, what are you reading?

Norah: An Italian textbook. I’m studying Italian with my mom.

Charles: Sounds nice. How come you and your mother are studying Italian?

Norah: We may go to Italy this summer. We both paint and like to visit museum and churches to see beautiful works of art.

Charles: That’s an interesting hobby.

Norah: But I wonder if I can get enough time off from work.

Charles: That’s true. You always seem to be so busy. Well, I hope you manage to make it to Italy, and that you have a wonderful vacation with your mom.

Norah: Thank you.

英訳練習

本日のテキストを英訳してみましょう。文章をクリックすると英文例が表示されます。

 
 
 
 
 
 
 
 

WORDS & PHRASES

How com …? どうして~ですか(=why)
wonder if 果たして~なのか疑問に思う
make it to … ~までたどり着く

For Deeper Understanding ~より深い理解へ~

 
How come は「どうして?」。why と同じ意味ですが、how がある分「どういったプロセスを経て」に焦点があります。
 
 
I hope … は「~を望む」。manage to … は「何とか~する」。make it は「達成・成功する」というニュアンス。make it to Italy で「イタリアに行くことを達成する」。
 

REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~

 
この文で助動詞 may(~かもしれない)が動詞句 go to Italy の前に出てきていますが、なぜでしょう。─もちろん「指定の修飾語は前に置く:指定ルール」が働いているのです。may は以降の内容を「かもしれないという話ですよ」とあらかじめ指定している、だから前置きなのです。
 
私たちが違和感を感じる語順は助動詞だけではありません。否定もそう。
 
 
次の例は「話し手の態度」を示す副詞 personally。文全体の態度を指定するため文頭。
 
 

GRAMMAR IN ACTION  ~文法の実践~

助動詞も否定語句も、話し手の態度も、「指定ルール」で語順どおり口から出してみましょう。

 
文の大切な内容は I came across a job advertisement(求人広告を偶然見つけた)。こちらを述べてから、じっくり job advertisement を説明します。まずは may(かもしれない)と後続を指定。ここ大事。あとは what を使った wh 節と現在完了進行形(ずっと~している)でフィニッシュ。
 
 
not を動詞の前で意識する。「僕は違うよ」とまず言い切ってからその後ろを作っていきます。
 
 
as far as I can tell は「私が言えるかぎり(=知る限り)においては」ということ。
 

CHECK THE POINT  ~練習問題~ 

 

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