ラジオ英会話 Lesson 232 英語固有のリズム:説明ルール①

ラジオ英会話2018

Lesson 232 英語固有のリズム:説明ルール①

レッスンのポイント

文型から修飾に話を移しましょう。「説明ルール」は英語特有のリズムを作っています。

Today’s dialog

外国人観光客がレストランの券売機の前で戸惑っています。

Tourist: I’m sorry that I’m taking so long.

Yukari: Is there anything I can do for you?

Tourist: Oh, great! You speak English. The ordering system is hard to understand.

Yukari: I know. Even I have problems with it. What kind of dish do you want to order?

Tourist: Well, I’m not sure yet. I want to see all the choices.

Yukari: OK, just press this button.

Tourist: Do they have seafood?

Yukari: Let me see. Oh, yes, it’s in this section. You have two choices. Deep-fried oysters with rice or raw tuna over rice.

Tourist: OK, I’ll get the deep-fried oysters. Thanks a lot!

Yukari: You’re welcome.

英訳練習

本日のテキストを英訳してみましょう。文章をクリックすると英文例が表示されます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

WORDS & PHRASES

have problems with … ~が苦手で
dish 料理
deep-fried oyster カキフライ
raw tuna 生のマグロ

For Deeper Understanding ~より深い理解へ~

 
「大きな wh 語」What kind of dish を意識しましょう。単独の wh 語と同じようにその後ろに疑問形を使います。
 

REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~

 
英語文には固有のリズムがあります。このリズムを身につけ、自分のリズムとすることが「英語ができるようになる・英語が話せる」につながります。このリズムを形づくる、重要な原則のひとつが「説明ルール(説明は後ろに置く)=大切なことは先」です。キーセンテンスはまず Is there anything …(何かありますか)と主要な内容である名詞 anything を先出し。そのあと「私があなたのためにしてあげられる、ね」と説明を展開。単に前の要素を後続が説明するリズムです。
 
次の文もすべて同じです。
 
 
 
 
 

GRAMMAR IN ACTION  ~文法の実践~

「大切な内容は先、説明は後ろ」のリズムを身につけましょう。次の全ての文が基本的に同じ意識で生み出されていることに気をつけてくださいね。
 
①プレゼンテーションをしている人は我が社の人事部長です。
 
メインの the guy を先出し。どの guy なのか、説明を加えるために making the presentation。
 
②書くためのペンすら持っていない学生もいる。
 
a pen を to 不定詞で説明。even は「~さえ」。
 
③先週土曜日に素晴らしいコメディーショーに行きました。
 

CHECK THE POINT  ~練習問題~ 

あなたを待っている女性が、正面玄関にいますよ。
 

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