ラジオ英会話 Lesson 087 形容詞の2つの位置

ラジオ英会話2018
CREATOR: gd-jpeg v1.0 (using IJG JPEG v62), quality = 80

Lesson 087 形容詞の2つの位置

レッスンのポイント
先週学習した限定詞は「指定ルール」により、前置きの表現になっていました。英語の修飾で前に置くのか、後ろに置くのかには大変重要な意味があります。これからしばらく形容詞を使って、英語の語順感覚に慣れていきましょう。

ローガンがボニーと、英語のヤマモト先生について話をしています。ローガンが授業を受けたときと変わらず、いい授業をされているようですね。

Logan: Bonnie, are you enjoying your English class this term?

Bonnie: Yes, it’s a good class, but we have to read a lot of books for it.

Logan: Who’s your teacher?

Bonnie: Mr. Yamamoto.

Logan: Oh, I took his English class when I was a freshman. He is a strict teacher.

Bonnie: Yes, he is strict but fair. He tells us exactly what he expects from us.
Logan: Can you give an example?

Bonnie: Yes. He wants us to participate in class by asking questions.

Logan: Oh yeah, I remember that. He hasn’t changed.

 

ローガン: ボニー、今学期は英語の授業を楽しんでるかい?

ボニー: ええ、いい授業なんだけど、そのために私たちはたくさん本を読まなければならないのよ。

ローガン: 君の先生は誰なの?

ボニー: ヤマモト先生よ。

ローガン: ああ、僕は新入生のときにその先生の英語の授業を取ったよ。厳しい先生だね。

ボニー: そう、この先生は厳格だけど公平よ。先生は私たちに求めていることを、きちんと伝えてくれるわ。

ローガン: 何か例を挙げられる?

ボニー: ええ。先生は私たちがいろいろな質問をすることで授業に参加してほしいと思っているのよ。

ローガン: ああ、そうだね。僕もそれを覚えている。先生は前と変わっていないね。

 

WORDS & PHRASES

term  期間、学期
freshman  一年生、新入生
strict  厳しい、厳格な
exactly  正確に、きちんと
expect from …  ~に期待する、~に参加する求める
give an example  例を挙げる
participate in …  ~に参加する

 

REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~

He is a strict teacher.
彼は厳しい先生です。

He is strict but fair.
彼は厳格だけど公平です。

strict(厳しい)、strict but fair(厳格だけど公平)。このように、名詞を修飾する文の要素を「形容詞」と呼びます。

He is a strict teacher.

この例では a strict teacher と、形容詞が名詞の前に置かれています。後ろの名詞がどういった種類のものを表すのかを指定します。「彼は(ただの先生ではなく)厳しい先生なのです」と、そのタイプ(種類)を指定する働きとなります。

He is strict but fair.

説明型でbe動詞の後ろの説明語句の位置に形容詞が置かれています。もちろん単に主語を説明するだけです。「彼=厳格だけど公平」

 

GRAMMAR IN ACTION  ~文法の実践~

本日習ったことを意識しながら練習します。必ず声を出して練習しましょう。

①今朝、すばらしい学生の集団に会った。
I met a wonderful group of student this morning.

a group of.. は「~の集団」。ただの集団ではなく「素晴らしい集団」とその種類を指定しています。

②わたしたちの先生はすばらしい。
Our teacher is amazing

説明型で形容詞が使われています。
「すばらしい」にはnice < great < amazing < awesome の段階があります。

③わたしの娘は好奇心でいっぱいだ。
My daughter is full of curiosity.

やはり説明型。be full ofは「~でいっぱい」ですが、ofは多くの場合意味が大変弱く「名詞で説明する場合に使われる」と考えておきましょう。be full(いっぱい)を名詞curiosityで説明してof curiosity(好奇心で)。

 

CHECK THE POINT  ~練習問題~

日本語の意味に合うように(   )内の語句を並べ替え。

これは素晴らしいコーヒーですね! - はい、本当にそうですね。
This ( great / is / coffee )! - Yes, it ( is / certainly ) .

答 
This coffee is great! - Yes, it certainly is.

コメント

タイトルとURLをコピーしました