ラジオ英会話 Lesson 219 語順を変えるということ

ラジオ英会話2018

Lesson 219 語順を変えるということ

レッスンのポイント

英語は配置の言葉。語順が意味を決める言葉です。語順の変更には常に感動の動き・意図が伴います。

Today’s dialog

最近日本に来た英語教師のポールが、アキに学園祭について質問します。

Paul: Hi, Aki. How are you?

Aki: Fine, but a little tired. Yesterday, we had our school festival.

Paul: What on earth is a school festival?

Aki: Oh, I guess it’s unique to Japan. Don’t you have them in the UK?

Paul: No. Can you tell me about them?

Aki: Well, in almost every high school in Japan, the students put on a festival at the school with special attentions and events such as musical performances. Friends, family and others come to our school to enjoy the festival.

Paul: Sounds interesting. Did you participate in it?

Aki: Yes, my classmates and I made yakisoba and sold it to the visitors. It was so delicious.

英訳練習

本日のテキストを英訳してみましょう。文章をクリックすると英文例が表示されます。

WORDS & PHRASES

put on  ~を開催する
attraction  出し物
participate in  ~に参加する

For Deeper Understanding ~より深い理解へ~

on earth は「(疑問を強調して)一体。」。

英語文が常に「左から右に」説明を加え展開することを確認しましょう。a festival at the school とまず言い切り、何があるお祭りなのかを with 以降で展開。さらに special attentions and events の例を such as musical performances(音楽演奏などといった、ね)と右に展開。説明ルールの作るこの形になれることが英語を楽に話すためには欠かせません。

REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~

実に単純な文ですが、語順が変わっています。yesterday は出来事の「時」を説明する単語ですから「説明ルール(説明は後ろから)」により定位置は文末。つまり yesterday は文末から前に移動されたのです。

We had our school festival yesterday.【定位置は文末】

yesterday が文頭に置かれているのは、この単語に焦点を当てるため。ダイアログでこの文は「つい昨日のことだったからだよ、学園祭が」と yesterday に焦点を与えることによって「ちょっと疲れた」理由となっているのです。

次も同じように焦点が当たっています。

前置は次のような対比にも使われます。

GRAMMAR IN ACTION  ~文法の実践~

積極的に語順を変えて強調していきましょう。

「昨晩」が話題の中心。定位置から前に移されています。

2か月前の状況と今の状況の対比がポイント。そのため two months ago を文頭に置いています。

with reading English と with speaking English が目立つ文頭に置かれ、クリアな対比が行われています。have difficulty(困難である・困難を感じる)も覚えておきましょう。

CHECK THE POINT  ~練習問題~ 

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