ラジオ英会話 Lesson 142 過去分詞② さまざまな修飾

ラジオ英会話2018
Golden Gate Bridge and downtown San Francisco, USA

Lesson 142 過去分詞② さまざまな修飾

レッスンのポイント

過去分詞形が「指定ルール」「説明ルール」に従うことが分かれば、to 不定詞や動詞 -ing形と同じように自由に使いこなすことができるようになります。

Today’s dialog

アンドリューとジーナが、東京とサンフランシスコを比較しています。

Andrewa: Gina, you’re from San Francisco, right?

Ginah: I was born in a suburb of San Francisco, but I lived in the city center after I graduated from college.

Andrewa: It’s a big and exciting city, isn’t it?

Ginah: Well, compared to Tokyo, San Francisco is a small city. I think Tokyo has more places to see.

Andrewa: Tokyo is a convenient city, but sometimes I get tired of the crowds. And the weather can be extreame at times.

Ginah: San Francisco has a milder climate than Tokyo. But even in the summer it can get cold at night.

英訳練習

本日のテキストを英訳してみましょう。文章をクリックすると英文例が表示されます。

WORDS & PHRASES

suburb  郊外(の一地区)
graduate  卒業する
compare 比べる
convenient 便利な
get tired of … にうんざりする
extreme 極端な

For Deeper Understanding ~より深い理解へ~

more places(より多くの場所)と言い切ってから、to see (見るべき、ね)と説明しています。名詞を、to 不定詞を後ろに置いて説明していく形。

REAL GRAMMAR FOR COMMUNICATION~会話に役立つ文法~

過去分詞は名詞以外を修飾することも当然できます。この文は compare(比べる)の過去分詞を用いた compared to …(比べられると)が文を修飾する分詞構文。本来 San Francisco の後ろから「サンフランシスコは小さい街なんだ、東京と比べるとだけどね」と説明を加える compared to Tokyo が前置き去れているのは、「指定」の意識から。

過去分詞が使われるその他の例を挙げていきます。
説明型 be 動詞の後ろに説明語句として使われた過去分詞。主語を過去分詞(された)で説明するこの形は「受動態」と呼ばれます。

目的語 the door の説明として過去分詞が使われています。「 the door = locked」の状態に keep するということ。

arrived at the station の様子を exhausted(疲れ切って)で説明しています。

GRAMMAR IN ACTION  ~文法の実践~

compared と過去分詞が使われているのは、「your place(君の場所=ところ)」が主語として感じられているから。「君のところは僕のアパートと比べられると」という意味関係。

get my suit cleaned で「(クリーニング店に頼むなどして)誰かにスーツをきれいにしてもらう」ということ。

disgust(ひどく不快にさせる)の過去分詞が disgusted(不快になって)。atrocious は難易度の高い単語です。「ひどい・品質が悪い」。atrocious の代わりに、really terrible でも可。

CHECK THE POINT  ~練習問題~ 

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